梅雨の時期にも使いたいUVカット傘

日傘を新調するのはいつでしょうか。
日傘の表面にあるUVカット加工は、使用するほどに剥がれていきます。
UVカット率が維持できるのはおおよそ1~2年が限度。

 

使用頻度により違いますが、3年以上の使用の場合にはUVカット率が6~7割ほどに落ち、顔に紫外線があたっている確率が高いです。
「いつ買ったか思い出せない」という日傘は、早急に買い替えた方が無難と言えるでしょう。
なかには晴雨兼用の日傘があります。

 

晴雨両用で使用できるからといって、紫外線カット率が低い製品というわけではありません。
一般的な日傘のUV加工は、雨等の水に濡れることでも劣化が激しくなります。

 

長くUVカット率を保ちたいのならば、晴雨兼用よりも、「日傘専用」のものにするのが良いでしょう。
小さなものよりも大きな日傘の方が、体の紫外線を全体にシャットアウトします。

 

UVカット率が表示されて販売されている日傘もありますが、日焼け対策と暑さ対策の両方で日傘を使用するなら、UVカット率だけではなく「遮光率」にも注意してみましょう。

 

日傘は遮光率が高ければ、日焼けの原因である「紫外線」は当たり前に、可視光線や赤外線といった暑さの原因も透過させないのです。

 

紫外線をカットすることに加え、遮光率が高ければ暑さの対策にもなり夏でも外出が快適になります。
これらを注意して日傘を選んでくださいね。

 

見落としが多いのは、足元からなどの照り返しですね。
素材については日傘の表と裏の両方を確認してから選びましょう。

 

素材の中には光沢があり紫外線を跳ね返すものがありますが、肌にダメージを与えてしまうかもしれません。
黒や紺など、内側の色は濃いものを選択するのが良いですね。

 

日傘には、長傘と折りたたみがあります。選び方としては、使う場面や持ち運びを考えるのがコツです。通勤時に電車などの乗り物に持って乗るのなら、折り畳みの日傘がおすすめです。
紫外線を遮る力は数値化することができ、「紫外線遮蔽率」と言います。「UVカット率」と同じ意味です。

 

「紫外線遮蔽率●%」と書いてあることが多く、数値が高いほどより紫外線をさえぎる効果が期待できるものになります。

 

UVカット率として「~%」と書いてあることもありますが、よく日焼け止め製品で見かけるような「SPF」という記載方法もあります。
期待できる紫外線を防止する効果を数値化したものがSPFです。
最高値は「50」です。
目安にして、確認してくださいね。

 

しかし日傘と雨傘のふたつを持ち歩くのは邪魔でかさばりますよね。

 

この季節は、晴れであれば日傘として使用し、雨になったら雨傘としても使える晴雨兼用をおすすめします。

 

梅雨の気まぐれな天気の中でもずっとさしっぱなしにしておけるので、しまったり出したりも少なくすることができます。

 

日傘はUVカット効果は勿論のこと、夏のファッションのアクセントとして持っている人も多いですよね。
デザインのおしゃれなものも多いので、選んだり使ったりがとても楽しいアイテムです。
UVAは波長が非常に長いため、雲を通して肌に射し当ります。
その量はなんと、晴れの日の91%程度。

 

そしてUVBも、最も多い時の50%近くあります。

 

若さを保った肌でいるには、曇りの日でも日傘をさすことが大切なのです。
紫外線吸収率の高い黒が、一般的には黒が良い、と言われています。
しかし遮光率やUVカット加工のカット率が高いものならば、表側の色についてはそこまで重要視する必要はありません。

 

しっかりとした刺激のある「雨水」を受ける雨傘をさしている態勢を思い出してみましょう。

 

雨が強いときには誰でも可さを低く持ち、雨ができるだけ肩や腕などにあたらないようにしますよね。
こういったように、日傘も「できるだけ低く持つ」が基本。
日傘と顔・肩等肌との距離は30センチ以内にするのが大切です。
6月の梅雨の時期は雨も多いものの、紫外線も多い時期なのです。「日傘は7・8月にだけ使用します」という人も多いですね。

 

ですが実は不正解なのです。紫外線A波(UVA)・B波(UVB)は夏になる前の4月頃から増加しているのです。
最も紫外線A波が高いのは6月。

 

紫外線B波も5月には8月と同じほどの量が降り注いでいます。

 

そしてUVAもUVBも9月下旬頃までピークを維持し続けています。
だから日傘といった紫外線を遮るアイテムは、4~9月までは必須ですね。
曇っているからといって、紫外線対策不要というわけではありません!
そのポリエステルに、無機物のカーボンやチタンを練りこみ紫外線カット効果をさらに高めたものもあります。

 

これは、表面へUVカット加工をしたり染み込ませるといった方法とは違うもので、洗浄や磨耗に強いので紫外線カット効果が長続きします。
天然素材と違いポリエステルのデメリットは、デメリットとして内側に熱がこもりやすい点があります。
日傘が頻繁に使われるのは暑い時期です。

 

できれば日焼けをしない為だけではなくて、涼しくするためにも使いたいですよね。

 

日傘を選択する上で暑さ対策も考えるとどんなものが良いでしょう?

かわいらしいデザインや粋なデザインのものまでたくさんのタイプがあるので、デザインを重視して好みのものを選択するのも素敵ですね。張ってある布地の素材によっても紫外線のカット効果は異なっています。

 

天然素材の麻や綿のものは紫外線を通しやすく紫外線カット効果が低いです。

日傘の内側に熱がこもりにくいというメリットはあります。


紫外線カット効果が高い素材はポリエステルです。

 

UVカット加工をしていないポリエステルでも、生地そのもので9割もの紫外線カット効果が期待できます。

 

黒い日傘(UVカット加工無し)よりは、UVカット加工されている白い日傘の方が、効率的に紫外線をシャットアウトできるというわけです。
重要なのはどちらかと言うと「傘の裏」の色です。たとえ黒い日傘でも裏が白や明るい色だと、アスファルト等から反射した紫外線が照り返しを起こし、肌にあたり傘の中で日焼けとなってしまいます。

 

裏地を選ぶときは暗色を選びましょう。
遮光率の数字が大きければ大きいほど、光を通しません。日傘の種類では折り畳みタイプも人気です。

 

鞄の中などに入れられるので、毎日持ち歩いても苦にならないのがいいですね。

 

上記でご紹介した「直径85センチ以上」をクリアする日傘でUVカット加工済のものならば、折り畳み傘でももちろん結構です。
日傘の素材やサイズだけが大切なのではなく「持ち方」でも紫外線カット率が変わってきます。

 

昔の映画の女優さんのようにパラソルを高く持って歩いているのでは、残念ながら紫外線をキチンと防ぐことはできません。
中には晴雨兼用という日傘もあります。

 

晴雨両用で使用できるからといって、低い紫外線カット率になっているわけではないのです。
UV加工されている一般的な日傘は、雨など、水に塗れることでも劣化がひどくなります。

 

UVカット率を長く維持するのであれば、晴雨兼用ではなく「日傘専用」のものを購入しておきましょう。

 

小さなものよりも大きな日傘の方が、体にあたる紫外線を全体的に遮ります。
遮光率と混同しがちですが、紫外線遮蔽率(UVカット率)と異なり、可視光線を防いでいるのが「遮光率」となります。

 

選ぶときにはよく確認しましょう。
目に見える光をさえぎる割合を示しているので、期待できる日陰効果は数値の高さと比例します。

 

一番には暑さ対策を、という方は、探すなら、UVカット率と遮光率が高いものですね。

 

日傘は黒が良いと言われますが、熱を吸収してしまうというデメリットも。

 

黒は紫外線を吸収し、白は紫外線を反射して防ぎます。

薄い色など好きな色で選んでもOKです。