私にとっていい日傘を選ぶ

UVカット率と遮光率

 

日傘にはUVカット率を表示していることがありますが、日焼け対策・暑さ対策のいずれをも必要と考えて日傘を使用するなら、「遮光率」もUVカット率と同じくらい注目するといいでしょう。

遮光率の高い日傘であれば、日焼けの原因である「紫外線」は当たり前に、暑さの原因の赤外線や可視光線も遮ることができるのです。
紫外線をカットするだけでなく、高い遮光率の日傘であれば暑さの対策になり暑い夏でも涼しく外出できまる。これらを注意して日傘を選んでくださいね。よく似ている遮光率と紫外線遮蔽率(UVカット率)ですが、可視光線を防いでいるのが「遮光率」となります。

 

大切なのは、区別して選ぶことです。
目に見える光を遮るパーセンテージなので、数値が高いほど日陰効果が期待できます。


暑さを何より対策されたい方は、UVカット率と合わせて遮光率が高いものを探してみましょう!良いと言われる黒い日傘ですが、熱を吸収する欠点も。白は紫外線を反射して防ぎますが、黒は紫外線を吸収します。さわやかな色、好きな色でOKですよ。日傘の中には晴雨兼用のものもあります。晴雨兼用の日傘でも、製品の紫外線カット率が低くなっているというわけではありません。

 

UV加工の一般的なものは、雨など、水に塗れることでも劣化がひどくなります。
UVカット率をより長く持続させたいのであれば、晴雨兼用ではなく「日傘専用」がいいですね。
日傘の遮光率についてはこのブログが分かりやすいです。


日傘は大きければ大きいほど、体に降り注ぐ紫外線を遮断してくれます。「7月・8月にしか日傘をささない」という方も案外多くいるようですね。


ですが実は不正解なのです。


4月頃から、紫外線A波(UVA)・B波(UVB)は増え始めています。

最も紫外線A波が高いのは6月。
UVBも5月には8月と同量程度に降り注ぐのです。
そしてUVAもUVBも9月下旬頃までピークを維持し続けています。

だから日傘といった紫外線対策アイテムは、4月~9月には必須というわけですね。日が照っていない曇りならば安心、というわけではありません!折り畳み日傘も人気がとてもあります。折り畳みの日傘は、気軽に持ち歩けるのがいいですよね。

日傘の大きさ・素材 

上記でご紹介しました「直径85センチ以上」の日傘ですが、UVカット加工済のものならば、折り畳み傘でももちろん結構です。日傘は大きさや素材だけでなく「持ち方」も紫外線カット率から考えると違いがあります。

昔の映画の女優さんで思い浮かべるように日傘を高く持って歩いていては、紫外線を防ぐことについては残念ながら効果は期待できません。

かわいいものクールなものとたくさんのバリエーションの日傘があるので、お好みにあわせてデザインで選んでいただくのもいいですよ。

 

日傘に張ってある布地の素材により、紫外線カット効果は変わってきます。紫外線を透過しやすいのは麻や綿といった天然素材で、紫外線カット効果が期待できません。

 

熱が日傘の内側に留まり難いといった長所があります。紫外線カット効果を期待できる素材はポリエステルです。

ポリエステルであればUVカット加工をしていないものであっても、生地自体で90%もの紫外線を遮ることができます。

晴雨兼用の便利な日傘もあります。晴雨両用だからといって、低い紫外線カット率になっているわけではないのです。UV加工されている一般的な日傘は、雨などの水に塗れるといったことも劣化が激しくなるのです。長くUVカット率を保ちたいのならば、晴雨兼用を選ばず「日傘専用」のものを購入しておいた方が良いでしょう。

 

日傘の大きさはより大きいほど、体の紫外線を全体的にシャットアウトしてくれます。

重さも日傘は重要なポイントです。
グラム単位まで、重さは比べてみましょう。腕の負担や持ち運びの楽さを考えると、軽いものがいいですね。ただ、軽い=持ちやすい、とは一概に言えないことも。

しっかりした丈夫な作りの方が使いやすい場合もあります。それぞれ自分にとって最も良いものを探すのが良いでしょう。日傘を買い替える時はいつがいいでしょう。日傘の表面にあるUVカット加工は、使えば使うほど剥がれるものです。

 

日傘の使用期限


UVカット率が高いままでいられるのは平均1年~2年ほど。使用頻度により違いますが、使用が3年以上になる場合にはUVカット率が60-70%に落ち込み、顔に紫外線があたっている確率が高いです。
これはいつ買ったのかな?という日傘なら、早急に買い替えた方が無難と言えるでしょう。「雨水」という明瞭な刺激を受ける雨傘を使っている時を思い出してみましょう。


大雨の時には皆傘を低く持ち、雨ができるだけ肩や腕などにあたらないようにしますよね。
同様に、日傘も「できるだけ低く持つ」が基本。
顔や肩等の肌と日傘の距離は、「30センチ以内」であるのが大切です。


6月の梅雨の時期は雨も多いものの、紫外線量もとても多くなっているのです。